新卒で青年海外協力隊を受験した、はぴ・ぽじが、書類選考内容を公表するよ!【後半】

こんにちは。前向きに悩める人を応援したい!はぴ・ぽじです。

私はぴ・ぽじは、「成長したい」「とにかく何かしたい」という人を全力で応援しています。

今日は、その中でも"青年海外協力隊"に興味がある人向けの内容です。

具体的にいうと、青年海外協力隊の書類選考で私が書いたものを公開します。

興味がある方は、前半も合わせてご覧ください!

happylucky.hatenablog.com

注意:ちなみに、私は「小学校教育」という職種で受験しました。職種が異なる方は、参考程度にご覧くださいませ。

(2)この職種に対するご自身の経験(実務等)、技術適合性(セールスポイント)を具体的に挙げ記述してください。その際、ご自身の選んだ要請内容に対しての技術適合性についても触れてください。

私は、現在大学で教育学部に所属し、授業の組み立て方や子どもとの関わり方について学んでいます。大学3年次には小学校で3週間の教育実習を行いました。3年生の学級に配属され、授業観察を行うともに、国語、算数、音楽、図画工作の授業を担当しました。授業には、毎回指導案を書き、板書の練習をしてから臨みました。授業は、子どもが主体的に取り組めるよう、手作りの教材を使っていました。国語ではペープサート、算数では画用紙でブロックを作りました。このように、道具を用いることで、子どもは一生懸命考え、楽しみながら授業に参加していました。この経験を生かして、派遣国でも身近にある物を使って、子どもが「やってみたい」と思うような教具作りをしていきたいと思います。

また、私が第一希望の要請にこのスリランカの学校を選んだのは、活動内容の「低学力児童の支援」が気になったからです。私は大学で特別支援教育についての講義を受けています。その中で、個々のニーズに応じた指導が重要だと知りました。まずは、子どもの様子を観察し、子どもの実態を把握します。次に、その子どもにはどのような支援が必要なのか考えます。実際に、実習の授業の時にも、理解に時間がかかる子どものことを常に気にかけ、机間指導の際には必ず声をかけるようにしていました。このように、「低学力児童」が授業を理解できるように気にかけ、発問や板書の仕方を工夫すると、結果的に学級全体にとってわかりやすい授業になると思います。

(3)この職種に携わる際に想定されるご自身の弱点を記述してください。

小学校教育における私の弱点は、実務経験が不足していることだと思います。だからこそ、経験する全てのことから一つでも多くのことを吸収するつもりです。実務経験が不足している分は、自分で考えたり、現地の先生方や他の協力隊員とのコミュニケーションを取ったりすることを通して補います。私が先頭に立って引っ張るのではなく、皆で足並みを揃えて進んでいく活動をめざします。

(4)自己PR(希望した職種に関係する経験以外で特筆すべき経験を記述してください。)

ボーイスカウト活動を小学1年生から14年間続けています。2014年9月からはカブ隊の副長として月2、3回小学3年生から5年生の子どもたちと接しています。私の強みは、スカウト出身者であることです。小学生の頃、ロープ結びの本の説明を見ても結び方がわからなかったという経験から、私はスカウトに自分なりの言葉で説明するようにしています。スカウトが「できたよ」と喜んでいると私も嬉しくなります。このように、私は自分の経験・知識を別の場合にも生かすことができます。

3.帰国ボランティアの体験談や報告書等で心に残るエピソードや、ご自身が実際の活動に取り入れたいと思うアイデアなどを記述してください。

ニカラグアで体育の小学校教師として活動していた女性の体験談で、全校児童500人に対し、ボールが2つしかなかったため、紙を丸めてボールを作ったというエピソードが印象に残りました。現地ではないものねだりをするのではなく、自分でどう問題を解決するか考えることが大切だと感じました。私も、この方のように創意工夫をこらして、臨機応変に活動に取り組みたいです。

4.実際に派遣された場合、どのようなボランティア活動を行うのか、活動内容、日常生活を含めて具体的に記述してください。

主な活動内容は、小学校を巡回して授業の様子を見て回り、助言や提案をすることです。その際は、報告・連絡・相談を徹底することを心がけます。教育観についても、現地の先生方とよく話し合い、お互いに満足ができるような形にしたいです。日常生活では、現地の先生方と仲を深めるために、カフェに誘ったり一緒に食事をしたりして、日々のコミュニケーションを大切にします。また、言語学習として、常にメモ帳を持ち歩き、新しく知った単語を書き留めるようにしたいです。

5.帰国後、参加経験をどのように活かしたいか記述してください。

帰国後は、日本の小学校教師として働きたいと考えています。問題意識を常に持ち、自分から進んで取り組むことで、子どもが夢中になれるような授業をしていきたいです。また、日本に帰ってからも、青年海外協力隊で得た経験をどんどん発信し、日本と外国とをつなぐ架け橋のような存在になりたいです。2年間日本を離れることで、日本の教育を客観的に見ることができるようになると思います。小学校教師として、その客観的な視点を授業に活かしていきたいです。

ご覧いただき、ありがとうございました。