【感動】映画の最後・ラスト5インチに込められた意味とは?
こんにちは。前向きに悩んでいる人を応援したい!はぴ・ぽじです。
今日は、会社で、社長からとても感動的なお話を聞いたので、ブログでシェアしたいと思います。
ラスト5インチとは?
みなさんは、「ラスト5インチ」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、映画を上映する時に用いる、フィルムの最後5インチのことをさします。映画は、フィルムに写った画像をスクリーンに映すことで上映されます。
実は、そのフィルムなんですが、映画館に搬入される時、フィルムのラスト5インチには何も書いておらず、黒いままになっているのだそうです。
1インチは、25.4ミリメートルなので、5インチは、127ミリメートル。
すなわち、12.7センチ。大体スマートフォンと同じくらいの長さです。
どうしてラスト5インチは黒いのか?
ラスト5インチが黒いことで、映画の最後の最後、エンドロールが流れた後の本当の最後に、画面に何も映らない瞬間が出来ます。
映画と言えば、スクリーンに映っているものが命だという印象ですが、なぜスクリーンに何も写らないのでしょうか。
実は、この「ラスト5インチ」の何も書いていない場面には、ある意味が込められているのだそうです。
それは、映画のエンドロールにのっていない、この映画を上映するために携わってくれた全ての人に対する感謝の気持ちです。
例えば、チケットを売る人、チケットをもぎる人、ジュースやポップコーンを売る人、映画館の掃除をする人、などなど。考え出せばキリがないくらいの大勢の人が携わっています。
それらの人、一人ひとりの名前を、本当はエンドロールで流したい。
でも、できない。
だから、ラスト5インチを空白にすることで、映画に関わってくれた人全員の名前を、そこに込めているのだそうです。
この話を聞いて、ちょっと感動してしまいました。
何かが世に出るためには、目立つ人だけではなく、陰ながら応援してくれている人の力も絶対に必要だということ。
自分がメインで活動している時には、そんな「ラスト5インチ」に含まれている人への感謝を忘れちゃいけないということ。
そして、逆に、今自分がしてる仕事の意味がわからなくなってしまった時にも、「私は、ラスト5インチの存在だ。私がいなければ、意味がない」と自分を励ましていきたいと思います。
今までは、映画のエンドロールが終わるとそそくさと席を立ってしまっていましたが、これからは、「ラスト5インチ」の人に感謝してから、席を立つようにしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
明日も、ハッピーな一日になりますように。。。